« 『酒豪地黄坊樽次』 | Main | 酒合戦、2 »

2006.12.11

酒合戦

史上有名な酒合戦は「川崎大師河原の酒合戦」である。

以下は、小泉武夫の『奇食珍食』(中公文庫)などから引用

する。

そもそも合戦の発端は底深一門の一人が江戸赤坂で樽次と

会い、血を吐くまで飲んで倒れ、戸板にのせられて帰ったこと

から始まる。これに怒った西軍は第二の刺客を送ったが、

またしても吐血して敗れ去ってしまった。このままでは面子が

立たぬと、勇将池上四郎兵衛常広を送ることとなる。これに対し

樽次一門は先鋒の三浦新之丞樽明を立て向え撃つ。この一騎打ち

にも東軍は勝利したのである。この勢いに乗じて樽次一門は

底深邸へと討ち入ったのであります。かくして両軍入り混じって

酒で酒を洗う壮絶な戦いがはじまった、、、、。

勝負は大接戦となり、ついに底深が大盃を持って樽次にいどみかかる。

それを見た樽次の従者醒安は、大将の一大事とみて進み出る。

底深としばらくは戦ったが、ついに生死不明の泥酔におちいり、

「我死なば酒屋の庭の桶の下われてしずくのもりやせんもし」と辞世の

歌を詠み失神した。

あなおそろしや、凄まじい争いである。結局、樽次が勝った。

なにぶん樽次は一斗五升を飲むという酒豪であったのである。

この地黄坊樽次の子孫は現存していて、当時の大盃を保存して

いるという。大蛇丸(おろちまる)底深という人も豪族で青木昆陽を援助

していたという名家であった。

外にすることが無かったのだろうか?

まあ、アホらしいといえば、それまでであるが

こうした戦いは繰り返されたのであります。

|

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/37299/13014017

Listed below are links to weblogs that reference 酒合戦:

Comments

Post a comment