2009.11.05
2009.10.31
燻製醤油的生活、43(魯山人と油揚げ)
北大路魯山人という人は食通で知られた人だけど、
油揚げを炙って、大根おろしをかけ、醤油をたらしたものに
『雪虎』と命名した。別にどうってこともない。私もいつも食べて
いる。ところが、『雪虎』と命名されると、これが格別の料理に
思えてしまう。雪(大根おろし)に黄色に醤油の虎模様、、、
なるほど、『雪虎』なんですね、、。

油あげは勿論、谷口屋、
フランスパンみたいに、外部はカリカリ中はしっとり、、美味い!!!
話は変わりますが、当地では、『沢庵の煮たの』というのがあります。
ひね沢庵の塩分を抜いて、唐辛子をちょっと入れて醤油でコトコト煮ます。
昔はあちこちで、ひね沢庵を煮る「すさまじい臭い」が漂っていたものです。
これも、美味しい!!最近は沢庵を漬ける家も少なくなり、懐かしい臭い
となりました。お惣菜として売られていますが、、。
これを福井では『沢庵の煮たの』と言うのですが、京都では、『贅沢煮』と
呼ばれています。
『油あげの焼いたの』より『雪虎』、『沢庵の煮たの』より『贅沢煮』のほうが
高級に思えますね。ネーミングというのは大事ですね。
けれど私は『油あげの焼いたの』と『沢庵の煮たの』のほうが
素朴で好きですが、、、、、、。
2009.10.25
2009.10.24
燻製醤油的生活、41(「純喫茶・谷村新司」②)
「純喫茶・谷村新司」で、猪瀬醤油の燻製醤油が紹介されました。
それだけでも有難いのに、谷村新司さんのサイン入りエプロンを
頂きました。マスター有難うございます、、!!
なお、燻製醤油は楽天市場でも購入できます。
2009.10.18
2009.10.15
燻製醤油的生活、39(「純喫茶・谷村新司」)
燻製醤油が『純喫茶・谷村新司』で紹介されました。
とは、言っても、こちらから、厚かましくも、
「マスター味見してよっ」と送ったんだけど、、、。
有難う御座います、マスター。
全国からのお問い合わせ有難う御座います。
なにぶん、造るのに時間がかかります。
ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。
なお、燻製醤油は楽天市場でも購入できます。
2009.10.11
燻製醤油的生活、38(焦がし醤油フォンデュ)
なんだか知らないけど、「焦がし醤油フォンデュ」なんて
ものがブレイク寸前みたい。
試してみました。
まず、醤油を焦がす。しゃぶしゃぶ鍋使用。
ああ、、醤油の焦げる香りはいいですねぇ、、、。

そこに、豆乳を投入、、。酢も少々加える。

味は、、なんだか酢が強すぎるみたいなので、
豆乳を更に投入、、
豆乳が少しドロドロしてきてチーズ風になってきた。
トーストを切ったものに絡めて恐る恐る試食、、、

うーん?!結構いける、、。
オクラがあったのでシャブシャブして食べる、、
うん、うん、結構美味い。
もう少し、隠し味に色々加えるともっと美味しくなるかもね、、。
まぁ、、しかし、これはようするに豆乳鍋のバリエーション、
チ―ズフォンデュよりはヘルシーということなんだろうね。
こんどは下味を工夫して再度、試してみましょう。
『焦がし醤油フォンデュ』という発想とネーミングは、しかし
素晴らしい。
あれれ、テレビでやってる!!全然、違う、、。豆乳なんか使ってない!!
別のレシピ、捜しましょっと。
2009.10.10
2009.10.01
2009.09.23
2009.09.13
2009.09.07
燻製醤油的生活、33(天涼好箇の秋)
めっきり秋めいてきました。
日本酒の美味しい季節となりました。
いつもの酒好きの面々が集まり、正午に恒例の宴が始まり、、


話は途切れること無く、
気がつけば、夕暮れ。亭主は夕顔の花開く頃と、
花鉢を皆の正面に据えて、全員が蕾を注視するなか、
少しずつ、それでも着実に蕾は開き、夕顔の花満開に、、、、、、
思わず拍手、、。
ふと、こんな詞(宋詞)を思い出しました。
少年は識らず 愁(うれい)の滋味
層楼に上るを愛す
層楼に上るを愛す
為に新詞を賦し 強いて愁を説く
而して今は愁(うれい)の滋味を識り尽くし
説かんと欲して環た休む
説かんと欲して環た休む
却って道う 天涼好箇の秋と
(若いときには「愁」の味わいなど知らなかった。ひたすら高楼に
上ろうとしたものだ。ひたすら高楼に上ろうとし、新しい詞をこしら
えては、無理やり「愁」を気取ってみせた。
ところが今では「愁」の味わいをいやというほど知り尽くし、
語ろうとしてまたためたう。語ろうとしてまたためらったあげく、
口からでたのは「さわやかないい秋だ」。(井波律子訳)
『愁(うれい)の滋味』、、奥深い表現ですね。
日本の表現でいえば、『もののあはれ』でしょうか?
2009.08.30
燻製醤油的生活、32(ヒヨドリジョウゴと、ど根性トマト)
つける植物がある。何と言う名前かと調べたら、
「ヒヨドリジョウゴ」と言うのだそうだ。今は花の時期。
秋の終わりの、小さな赤い実が楽しみ、、、、、。

家の近所の交差点の電柱の影の
敷石の割れ目に育ったトマト??
発見!!!。多分トマトだろう、、?。
もうすぐ、花が咲き、トマトが実れば「ど根性トマト」と
いうことになる。しかし、どういう訳で、こんなところに
トマトが?
しばらく目が離せません
2009.08.23
2009.08.17
2009.08.12
2009.08.09
2009.07.31
燻製醤油的生活、27(猫の五徳)

我が家の猫。
5年前に、「猫の額」ほどの庭で生まれた。
5匹生まれたが、オスの三匹は車に轢かれたり、
不慮の事故で死亡。お嬢ちゃんの二匹が生きのびた。
猫には五徳があるらしい。
『ネズミを見ても捕まえようとしない。これ仁なり。
ネズミがでてきて自分の餌を食っても平気の平左、
これ義なり。
飼主のところへ客がきてご馳走が出されるとすぐ
とびだしてくる、これ礼なり。
食物を隠しておいても巧みに見つけて食べてしまう、
これ智なり。
冬きたればコタツのなかで寝る、これ信なり。』(半藤一利)
我が家の猫は、どうなんだろう?
五徳は備わってはいない。未だに猫を被っているのだろうか?
ただ、ひたすら寝る、、、、、、、。
仕事なんぞする人間を馬鹿にしているように、
ひたすら、寝ているのであります、、、。
一番、可愛い頃の写真はフォトアルバム(左上)参照されたし。
2009.07.25
燻製醤油的生活、26(ナスの糠漬け)
『親の意見とナスの花には、千に一つも無駄が無い』、
というのです。
江戸時代に、鉢植えの小ナスの実一つ一つに、塩とミョウバンを
こすりつけ、糠を塗りつけ、袋で覆い一晩置いた人がいた。
翌日、酒宴を催し、さりげなくそのナスの鉢をかたわらに置いた。
やがて、宴も終わる頃、〆の御飯にナスの糠漬けでもどうです、と
鉢植えのナスを一つづつ切り取り、食膳に饗した。
酒宴に参列した客人は、主人の趣向に感嘆したという。
ようするに、ナスの糠漬けの「生け作り」なんですね。
暇をもて余した人々には、大うけだったんでしょうね。
これを、一度試したいと思うのですが、、
まず、ナスを鉢植えにすることから始めなければ、、、
あぁ、面倒くさい、、
けれど一度試していいのは燻製香味醤油、、、、、
2009.07.13
燻製醤油的生活、25(石搭寺③)
以下は司馬遼太郎の文章、、
『最後の石段をのぼりきったとき、眼前にひろがった風景
のあやしさについては、私は生涯わすれることができない
だろう。頂上は三百坪ほどの平坦地である。まわりにも松
がはえている。その中央に基座をおいてぬっと立っている
巨石の構造物は、三重の搭であるとはいえ、搭などという
ものではなく、朝鮮人そのものの抽象化された姿がそこに
立っているようである。(中略)「なんのためにこんな山の上
にこんな搭があるのだろう」と、同行のたれかが気味わる
そうにつぶやいたが、これはこの方面のどういう専門家にも
答えられぬことであった。』
以下は白州正子の文章、、
『石搭寺へ最初に行ったのは、ずいぶん前のことだが、あの
端正な白鳳の搭を見て、私ははじめて石の美しさを知った。
朝鮮にも、似たような搭はあるが、味といい、姿といい、これ
は日本のものとしかいいようがなく、歴史や風土が人間に
およぼす影響を今さらように痛感した。寺伝によると、この
石搭は、天竺の阿育王が、釈迦の供養のために搭を造り、
その一つが日本に飛来して、この地に落ちた。』
司馬は帰化人の魂を見、白州は日本文化の美を見いだした。
阿育王とは、アショカ王、、
アショカ王は八万四千の仏舎利搭を建立した。
その内の一つが、この地に飛来した、という。


拝観者は誰もいなかった。
三重の石搭を守るかのように多くの石仏があった。
初夏の澄み切った青空を見上げていたら、
鶯の鳴き声が、ほんの耳元で聞こえてきた。
古代人の、素朴な祈りの声にも
思えて、おもわず周囲を見回した、、、、、、、、。
参考文献
「万葉の人びと」犬養 孝著(新潮社文庫)
「歴史を紀行する」司馬遼太郎著(文春文庫)
「かくれ里」白州正子著(講談社文芸文庫)
「近江山河抄」白州正子著(講談社文芸文庫)






































Recent Comments