酒合戦、6
小泉武夫は、元禄時代の酒造りを再現した。
『本朝食鑑』の記述通り、米もほとんど精米せず、
水を少なくして麹を多くした濃厚仕込みをした結果
得られた酒は、アルコール分は18%あり、今日の日本酒と
差は無かったが、糖分、酸味、アミノ酸度はいずれも現代の酒の
四倍あったという。猛烈に味の濃い酒でそのままで大量に飲めるよう
なものでは無かった。ためしに四倍の水を加えてみたが、酒は
薄く感じられなかった。アルコール分は4~5度になっているから
ビール程度である。これなら大量に飲めたはずであるというのです。
いたずらに、酒の量を競うことは愚かなことである。
しかし、我が日の本の住人は、千七八百年前の中国人をして
『倭人国、其の人は性酒を嗜む』と記されているほど酔名の轟いた
国柄であるらしい、、、、、、、、







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